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福岡県北九州市八幡東区の葬儀・お葬式の基本情報【事情・しきたり】

福岡県北九州市八幡東区の葬儀・お葬式事情についてまとめました。北九州市八幡東区では近隣の公営火葬場が利用できます。八幡東区では「通夜見舞い」等の風習が残っています。福岡県北九州市八幡東区で葬儀・お葬式をご検討の方はぜひ参考にしてみてください。

福岡県北九州市八幡東区の葬儀・お葬式事情

福岡県北九州市八幡東区は、官営八幡製鉄所の創業から製鉄業で栄えた地域です。日本製鉄八幡製鐵所は現在も稼働しています。なお、製鉄所の遊休地を活かした再開発が盛んに進められています。

 

スペースワールド駅の開業、新産業分野の誘致、イオンモール八幡東等の商業施設が続々と整備され、活気のある地域です。

福岡県北九州市八幡東区の火葬場情報

福岡県北九州市八幡東区では、近隣にある公営火葬場「北九州市立西部斎場」を利用できます。

 

斎場 北九州市立西部斎場
住所 福岡県北九州市八幡西区本城五丁目6番1号
アクセス

・JR筑豊本線「二島」→徒歩10分

 

・JR鹿児島本線「陣原」→徒歩21分

 

・JR筑豊本線「奥洞海」→徒歩25分

受付時間 午前8時30分~午後5時15分

 

北九州市立西部斎場の火葬料は次の通りです。

 

区分 単位 北九州市の住民 北九州市外の住民
10歳以上 一遺体 15,000円 55,000円
10歳未満 一遺体 7,500円 44,000円
死産児 一遺体 3,700円 22,000円
胞衣汚物 - 原則無料 22,000円
その他 - 無料 22,000円

福岡県北九州市八幡東区の死亡届等の手続き

原則として親族・同居者が届け出ます。八幡東区役所市民課(戸籍係)で受け付けています。

 

受付等 内容
届出期間

死亡の事実を知った日から7日以内

 

※国外で死亡した場合、その事実を知った日から3か月以内

受付時間

・平日:午前8時30分~午後5時00分(木曜:~午後7時まで)

 

・休日・時間外:宿直窓口対応

福岡県北九州市八幡東区の葬祭費・給付金情報

国民健康保険または後期高齢者医療制度の被保険者が亡くなった場合、葬祭を行った方(喪主)に葬祭費として3万円が支給されます。

 

葬祭費 30,000円
申請先

北九州市八幡東区国保年金課

 

なお、葬祭費の支給申請の有効期間は、葬祭を行った日の翌日から起算して2年以内です。

福岡県北九州市八幡東区の葬儀の流れ・しきたり

福岡県北九州市八幡東区は福岡県内外から人口が流入し、地域独特の風習は薄れつつあります。人口が多いため近隣の方々に配慮し、家族が亡くなった場合は、病院から自宅ではなく葬儀会館の霊安室等へ搬送するケースも多いです。この場合は通夜、葬儀・告別式を葬儀会館で執り行います。

 

こちらでは福岡県北九州市八幡東区の葬式の一般的な流れ、「通夜見舞い」「茶碗を割る儀式」等のしきたりを取り上げます。

福岡県北九州市八幡東区の葬儀・お葬式の一般的な流れ

北九州市八幡東区の葬儀は、全国でも一般的な「後火葬」の形で行われるケースが多いです。まず通夜を行い、翌日は葬儀・告別式を終えた後、火葬が執り行われます。ただし、ご家庭によっては前火葬を行うこともあります。

 

葬式自体は他の地域と大きく異なる内容もなく、各宗派の作法に則り、式が進行していきます。また、最近では葬儀業者へ式のサポートを依頼します。

通夜見舞い

北九州市八幡東区では通夜の際、参列者から遺族へ菓子・飲み物を差し入れする「通夜見舞い」の風習があります。香典とは別に持参します。

 

通夜見舞いでは、長く保存できるせんべいや焼き菓子の他、缶詰、お酒等が遺族に渡されます。また、故人の好きだった食べ物が備えられる場合もあります。

 

通夜見舞いをいただいた場合、遺族は普通よりも多めにお返しを行うのが礼儀とされています。

茶碗を割る儀式

出棺前、故人の茶碗を割る儀式も根強く行われています。こうすることで、故人の居場所は現世ではなく極楽浄土である、と故人の霊に示して成仏してもらう意味があります。

 

ただし自宅からの出棺でないならば、周囲に破片が飛び散ることを懸念し、茶碗を割る儀式が認められない場合もあります。

棺を三度回す

北九州市八幡東区をはじめ西日本一帯では、出棺時に「棺を三度回す」風習があります。故人を入れた後、棺を3回まわすことで、方向感覚を狂わせる効果があると信じられています。

 

こうすれば、故人の霊が自宅へ戻ることもなく、迷わず極楽浄土へ赴き成仏すると言われています。なお、回す向きは右回り・左回りどちらでも構いません。

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